『卑怯者の島』
愛読者カードが返り始めました!
その感想から、一部ご紹介します!
本の世界にグイグイ引きよせられ、
まるでその場にいるような気持ちになりました。
兵士達の、日本を愛し、命を懸けて
守ろうとする心と、その行動に、深く感動しました。
守るべき価値ある国を、取り戻したいです。
通明の「負けるとわかったとたんに白旗上げる
兵隊ばかりだったらその国は亡ぶ!」に
心がしびれました。その通りです!
この言葉を胸に、生きてゆこうと思います。
よしりん大好きです。
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今まで数々の戦記物語を読んで、
そして見てきましたが、
これほど自分の心に突き刺さり、
頭から離れない物語は初めてです。
最も印象に残ったのは
第七話から最終話にかけてで、
生と死について自分の心から
未だに離れようとしません。
主人公が敗戦後、同郷の傷痍軍人と
再開して嘆き、悲しむ場面では
込み上げてくる涙を必死で抑えながら
かつて自分自身を過剰に自己評価して
戦争について勇ましいことばかりを
述べていた自分を恥じていました。
それほど自分の心が引きずり込まれ、
登場人物を赤の他人扱いできなかった
戦争物語はありません。
書ききってくれた事に心から
感謝しています。
ネットの感想にもいいものはありますが、
やはり直筆で書いてポストに投函するという
手間をかけ、作者に直接伝えようとしている
感想は一味違うなあといつも思います。
ただ、昔はハガキそのものが
作者に渡っていたのですが、
個人情報保護法の施行以来、
裏面のコピーしか届かないようになり、
どこの誰が書いた感想なのか
わからないようになってしまったのが残念です。
道場やライジングコメ欄の常連さんが
送ってくれても、誰のものかわかりません。
せめて、年齢・男女別・職業くらい
わかったほうが、書いた人の
背景がうかがえていいのですが・・・